芝生の種類

    芝草は、日本芝と西洋芝(洋芝)に大別できます。
     日本芝は、最も大型のノシバ、葉幅が狭いコウライシバ、細かな葉をもつビロードシバに分類されます。
     西洋芝には、ブルーグラス、フェスク、ベントグラス、ライグラス、ティフトンなどがあります。
     生態的には、暖地型芝と寒地型芝に分類できます。
     暖地型芝は、匍匐型で高温と強い日射を好み、乾燥に耐えて、冬は地上部が枯れる日本芝とティフトンが属します。
     寒地型芝は、匍匐型と株型があり、冷涼から温暖な気温と中程度の日射を好み、適度の降水量を必要とし、
     冬でも枯れないブルーグラス、フェスク、ベントグラス、ライグラスが属します。
     一般的には暖地型芝が、日本の気候・風土に適応してるといえる。


  西洋芝と日本芝の主な違い
西洋芝(寒地型芝) 日本芝(暖地型芝)
葉  質 ・年中緑葉。ツヤがあり、鮮やかな濃緑色 ・冬枯れる。硬く、淡緑色
芝生の形成 ・発芽、生長してターフとなるまで1ヵ月以上かかる ・発根を待つだけ。2週間もあればよい
費  用 ・種子で容易。安価 ・芝張りは手間がかかる。高価
管  理 ・生長は日本芝より早い。
・刈り込みは、特に涼しい春と秋は月に3〜4回。
・株立ちの品種が多く、
 ほかの場所に侵入することは無い
・刈り込み回数は西洋芝より少ない。
・地上を這う匍匐茎がはみ出し、
 縁刈りの手間がいる
生  育 ・高温多湿に弱く、夏に弱る ・丈夫で日本の気候に合っている


  芝草の特性
 草種名        品種名 生長特性 環境適応性 種子特性


定発


度芽
 














回 刈
   り
   込
数 み
   1g
   当
粒  り
数  の
  1L
  当
重 り
さ の
トールフェスク
(ターフタイプ)
ジャガーV
エルドラド
シルベラド
約600 0.35kg
ケンタッキー
ブルーグラス
バロン
ラムT
デスティニ−
約4500 0.30kg
ペレニアル
ライグラス
ペンファイン
マンハッタンU
サイテーションU/E
繊細 約500 0.40kg
コウライシバ ヒメ
ホソバ
ヒロハ

やや細
やや広
  環境適応性の評価基準:◎極強、○強、▲中、△弱


             
      種子の大きさの違い(下地5mmメッシュ)         初期生育(発芽定着速度)の違い〈播種後2週間・20〜25度〉
    左上:トールフェスク 右上:ケンタッキーブルーグラス          左からペレニアルライグラス、トールフェスク
    左下:ベントグラス   右下:ペレニアルライグラス              右がケンタッキーブルーグラス




分 類 芝の種類 特      徴







ノシバ 葉幅は4mm以上と広く大型なため、
きめは粗いが刈り込むと葉が密生し、良好な芝生となる。
踏圧に強く、耐寒性・耐乾燥性があり、管理が比較的容易。
フツウコウライシバ 葉幅は3mmとノシバに比べて狭く、きめは中程度で、
刈り込みを増やすことでより美しい芝生をつくる。
住宅庭園の芝生に多く使われている。
西





ティフトン 葉のきめ細かいティフグリーンや、粗いティフトンなどがある。
生長が非常に早いため、スポーツグランドでよく使用されている。



ブルーグラス 葉色は濃緑色で、夏季の高温にも比較的強い寒地型芝である。
発芽に日数を要するため、ターフの形成はやや遅れる。
生育型は匍匐型。
フェスク 葉幅は広く濃緑色で、夏季の高温にはある程度の抵抗性がある。
春と秋のターフの状態は非常によい。住宅庭園に適切である。
生育型は株型。
ベントグラス 葉のきめが非常に細かく柔軟で、低い刈り込みに耐えるので、
主にゴルフ場のグリーンで使われている。
管理上、家庭での使用には向かない。
生育型は匍匐型。
ライグラス 葉は細く中濃緑色で光沢がある。
夏季の高温の抵抗性は劣るが、春と秋は非常に美しく、
冬季の低温には強い。
発芽は早く、ターフの形成も早い。
生育型は株型。

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