

四季を緑の芝生で・・・西洋芝による芝生づくり
繊細でツヤがあり、柔らかい。そのうえ緑が濃く、年中グリーンを保つ・・・それが西洋シバです。
シバ張りの手間がいらず、タネまきで簡単に芝生がつくれます。
これまで夏の高温に弱いとされてきましたが、近年、耐暑性のある新品種の開発が目覚しく、
家庭でも利用できるようになりました。
仮に失敗しても、またタネをまけば大丈夫。そんな気軽さで、始めてみませんか??
芝生には暖地型芝(日本芝など)と、寒地型芝(西洋芝)の二つに大きく別けられます。
詳しい特徴などはここクリックしてください。
【西洋芝の芝生】
欧米の庭を見てまず気付くのは、美しい芝生と、
芝生・花壇・樹木とが一体をなした庭の美しさです。
最近のスポーツグランド(サッカー場やゴルフ場など)では、
年中鮮やかな緑の芝生をよく見かけますが、これは西洋芝が取り入れられているからです。
最近は住宅庭園でも、西洋芝の芝生は十分できますので、
参考にして芝生づくりを楽しんで下さい。
【西洋芝のすすめ】
西洋芝は、日本の高温多湿の夏には生育が弱りますが、
最近では抵抗性のある品種もでています。
手軽な種子のため、広い面積でも、また禿げたところだけを一部手直しする時や
花壇の形状の変更の時などの小面積の芝生づくりでも、
家庭園芸の範囲で容易にしかも安値でできるので、住宅庭園の芝生として向いています。
【どの西洋芝を選択するか?】
西洋芝の中でも、住宅庭園にはトールフェスクやケンタッキーブルーグラス、
ペレニアルライグラスが適しています。
夏の高温に弱いが発芽など初期生育が早いペレニアルライグラスで早期に緑を確保し、
初期生育がやや遅いが高温に抵抗性があり、永続性のある
トールフェスクとケンタッキーブルーグラスでターフをつくるという方法です。
まず手始めに、1種類だけまく単播で行なってみるのもよいでしょう。
単播の場合はトールフェスクをおすすめします。
ただし、ゴルフ場のグリーンでよく使われているベントグラスは
管理がたいへん難しく、住宅庭園には適切ではありませんので、とりあげません。
【床土の準備】
@裸地の場合
裸地に芝生をつくる時は、土壌の表面から10cm以内の土を細かく砕き、
石や木の根、雑草を取り除きます。
西洋芝は特に過湿を嫌いますので、砂を入れたり、緩い勾配(1〜2%)をつけて
排水をよくし、また凸凹のないように均します。
播種までに土が安定するよう少しの期間休め、特に雨の日に水が溜まっているところがないかを
確認しておきます。
これらの作業は、芝草の発芽やその後の生育に影響しますので、労を惜しまないことです。
Aすでにシバがある場合
まずできる限り低く刈ります。
そして、熊手で芝生中の刈りカスと枯れカスをよく取り除き、そして目砂を3〜5mm入れ、播種します。
これはオーバーシードという方法で、サッカー場などで採用されています。
もとある芝生の上に播種することになります。
もとのコウライシバは、春発芽するころには西洋芝がすでにターフとなっているため
生育が十分にできないので、年々衰弱して数年で消えます。
次のページは、具体的に西洋芝の播種作業に移って行きましょう。
